解決した課題
古いCentOSサーバーが複数稼働しており、いずれもサポート期限(EOL)を過ぎている状態だった。
セキュリティパッチが提供されないため脆弱性リスクが高く、監査・取引先要件の観点でも是正が必要だった。一方で、各サーバーに個別のアプリケーションや依存関係があり、単純なOS更新では業務影響が出る懸念があった。
対応内容
- 対象サーバーの棚卸し(用途、稼働サービス、依存ミドルウェア、外部接続、重要度、停止許容時間)を実施し、移行優先度を決定
- 現行環境の構成情報(OS/パッケージ、設定ファイル、ジョブ、証明書、FW/SELinux、監視、バックアップ)を収集し、移行計画を策定
- 移行先OSを選定(例:Rocky Linux / AlmaLinux / RHEL / Ubuntu LTS 等)し、互換性と運用性を評価
- 検証環境でアプリケーション動作を確認し、必要な改修(PHP/Java、OpenSSL、DBドライバ等の差異対応)を整理
- 段階移行(同居サーバーの分離、コンテナ化、リフト&シフト等)を適用し、切替手順とロールバック手順を用意
- 切替後、脆弱性対応(自動更新方針、パッチ運用)、アクセス制限、監視・バックアップの見直しを行い、運用を標準化
結果
サポート対象OSへの移行方針と優先順位が明確になり、計画的に移行できる状態を整えた。
サポート継続・セキュリティ更新が可能な基盤へ切り替えることで、脆弱性リスクと監査上の懸念を低減し、将来の保守運用(更新・監視・バックアップ)も安定化した。