課題:自社の作業者の現場出行で、自宅住所から現場までの電車での費用の算出が煩雑
解決した課題
- 本社業務での作業者の現場出行において、「作業者の住所→現場住所」の電車代算出が都度手作業となり、割当・精算業務が煩雑だった。
- 経路検索サイトでの検索→運賃転記が発生し、入力ミス・確認工数・担当者依存がボトルネックになっていた。
対応内容
- 前提整理:社員の住所と現場の住所が揃っていることを条件に、運賃算出を自動化する方針を採用。
- 駅すぱあとAPIを用いた経路・運賃取得の仕組みを設計。
- 住所(出発地/到着地)を入力として受け取り、最寄駅候補・経路・運賃をAPIから取得する流れを定義。
- 業務要件に合わせて、運賃種別(IC/きっぷ等)や経路条件(例:最安/最短/乗換回数の制約等)をパラメータとして固定・標準化。
- 住所データの品質対策:
- 社員住所・現場住所の表記ゆれ(全角半角・丁目番地表現等)を吸収するため、入力正規化(例:記号除去、空白統一)を実施。
- API応答に複数候補が出るケースを想定し、採用ルール(例:最安優先、徒歩距離優先、指定駅優先等)を定義。
- 出力・連携:
- 算出結果(片道/往復、経路概要、金額、取得日時など)を業務システム側に自動保存できる形で整備。
- 担当者が確認しやすいように、根拠(採用経路・駅名・運賃種別)を併記する形式にした。
- 運用面の整備:
- API障害や住所不備で算出できない場合のフォールバック(手動計算フロー、要修正ステータス)を用意。
- ログを残し、後から「いつ・どの条件で・いくらと算出したか」を追跡できるようにした。
結果
- 社員の住所と現場の住所が分かれば、電車代を自動で算出できるようになり、手作業検索と転記の工数を大幅に削減した。
- 算出条件を標準化したことで、担当者ごとのブレが減り、確認・差し戻しが減少した。
- 算出根拠(経路・運賃種別等)が記録されるため、精算・監査時の説明が容易になった。